むち打ちの種類と症状

交通事故による後遺障害には様々な種類や症状があります。その中でもっともよく耳にするのがむち打ちでしょう。むち打ちとは、首がまさに鞭のようにしなることから起こる症状です。むち打ちになるケースとしては、車の正面衝突や側面衝突、そして後部からの追突が主になってきます。突然やってくる外部からの衝撃に、首が反応せず、可動域以上に動くことでむち打ちとなるのです。

このむち打ちは、事故直後に異常が出るわけでなく、翌日に痛みが出てくることもありますので、注意してください。さらにこのむち打ちは頚椎捻挫型、頚椎神経根型、バレリュー症候群型、低髄液圧症候群に分類でき、それぞれに症状が変わってきます。頚椎捻挫型とは炎症が原因で神経網が刺激され、痛みを伴うもので、ほとんどのむち打ちがこれに当てはまります。

次に、頚椎神経根型ですがこれは頚部の神経が圧迫されたりすることで起こるもので、症状としては上肢の腫れや疼痛があります。バレリュー症候群型は頭痛やめまい、耳鳴り、発熱など症状が多岐に及ぶのが特徴で、低髄液圧症候群は頭の中の水圧が下がることで、頭痛や吐き気などの症状が現れるものです。このように、むち打ちにも種類があり、それぞれの症状がありますので、病院できちんと診てもらうことが重要となります。

後遺障害の種類

交通事故に遭った、20人に1人が事故前の身体の状態に戻ることができず、障害が残ることになります。この障害を後遺障害と言い、その後の人生に大きな影響を及ぼしていくのです。後遺障害の種類としては、代表的なものとしてはまず、遷延性意識障害があります。これは頭部外傷などで昏睡状態となり、意識がなく言葉を発することも身体を動かすこともできない後遺障害の中で最も重篤なものです。

次に、高次脳機能障害があります。これは脳が損傷を受け、集中力や注意力、記憶力に障害が出るものです。感情のコントロールや、計算ができなくなるという症状が知られています。また、脊髄損傷による四肢の麻痺、呼吸麻痺、起立性低血圧といったものもあります。

他にも、RSDと呼ばれる反射性交感神経性ジストロフィがあります。これは外傷が原因で痛みや腫れが持続するものです。この症状は軽度な外傷でも発症することがありますので、怪我が軽い場合も、そのままにしておかず、必ず病院で診てもらってください。そして、目や耳にも後遺障害が出ることがあります。これらは眼科や耳鼻科の受診だけでは、その症状の原因は発見できないので、脳神経外科なども受診する必要があります。このように、後遺障害には様々な種類があり、症状によって認定の等級も変わってくるのです。

参考サイト:後遺障害の種類<交通事故被害者救済サイト>