事故後の後遺障害

家から一歩外へ出れば、必ず目に入るのが行き交う車です。通勤で乗り、仕事で乗り、買い物やレジャーでも車は利用されます。このように、何をするにも車が必要な現代社会は、一見便利なように見えますが、その陰では交通事故の後遺障害で苦しむ人が後を絶たないのです。

交通事故に遭い、後遺障害となれば、生活面でも大きな支障をきたすことになりますし、もちろん今まで通りの仕事ができる保障もありません。交通事故の発生件数は徐々に減少傾向にありますが、逆に後遺障害者件数は増えているというデータがあります。交通事故による後遺障害者の割合は20人に1人となって、この数字は後遺障害が決して他人事ではないことを示しています。

後遺障害とは具体的には、交通事故によって後遺症が生じたというものです。後遺障害と認定されるには、事故後約6ヶ月から1年が経過し、症状がそれ以上改善されないという症状固定の状態になり、実質上の治療打ち切りが決まった時点からの手続きが必要となります。このように、後遺障害は交通事故発生から長い期間を経て、ようやく認定されることになるのです。ただ、それ以上にその後の人生に長く影響を及ぼしていくのが後遺障害ですので、しっかりと手続きをして、充分な損害賠償金を得られるようにしなければいけません。

交通事故とむち打ち

車に乗っていると、いつどこで交通事故に遭うかもしれません。もちろん、歩行者としても交通事故に遭うこともあるのです。こうした際、怪我を負い、それが後遺症として残ることがあります。これを後遺障害と言い、この後遺障害には症状別に種類があるのです。

交通事故による後遺障害の種類としては、まず遷延性意識障害があります。これは後遺障害の中でもかなり重篤な症状で、意識がなく言葉を話すこともできません。次に、高次脳機能障害です。これは脳に損傷を受けることで、感情のコントロールや簡単な計算もできなくなるという症状です。他にも、反射性交感神経性ジストロフィや視覚、聴覚の後遺障害もあり、こうした症状は後々の人生に大きく関わってきます。

ただ、実際に最もよくあるものは、むち打ちです。これは、衝突の衝撃により、首が可動域以上に大きく振れて起こるものです。そしてこのむち打ちは、事故直後よりも翌日に症状が出ることもありますので、痛みがないからといって、事故の届け出を怠ることだけは必ず避けるようにしてください。むち打ちの症状としては、衝撃により頚椎が炎症を起こし、それが原因で痛みを伴うというものが一般的です。他にも、頚部の神経が圧迫され上肢が腫れたり、疼痛といった症状がでることもありますし、頭痛やめまいという症状に悩まされるものもあります。このサイトは、こういった交通事故による後遺障害、そしてその中でも特にむち打ちについて説明します。